いこいこゴルフ 悩み相談室222020.04.25 update

『ウッドとアイアンのバックスイングは同一でしょうか。若い頃、先輩から『ウッドはインサイドアウト、アイアンはアウトサイドインにする』と教わりました。詳しくご指導下さい。

香川県高松市/K・Aさん/76歳男性


「先輩から教わった事、あながち間違いとは言えないかも?です。

ドライバーは女子プロに多い、インサイドアッパーで、高弾道ドローボール!アイアンは、少し外から下りる事でダウンブローに打ち易い。

ですが、この打ち方、本当に我々に出来るでしょうか?

まず、バックスイング、もちろんウッドとアイアンとでは、ボールとの距離が違うわけですからスイングプレーンの角度は違いますが、始動も、トップまでの動きも同じです。

ただし、スイングが大きく間違っていなければ、だれしもスイングの最下点は身体の正面になるはずです。アイアンは、アドレスで右足を少し左に寄せてスタンスを少し狭めて、ウェイトが速く左に乗せられるよう準備し、ボールを身体の真ん中近くにセットすればダウンブローなスイングが出来るはずです。

ドライバーも、身体の真ん中、スイングの最下点からの、離陸途中にティアップしたボールに衝突する。スイングのフォローに入った途端にインパクトを迎えるイメージを持ってみて下さい。

ちなみに、ボール位置は、左脇のラインが効率良くインパクトの衝撃を伝えられると言われます。アウトサイド、インサイドからのダウンスイング。入射角2度以内ならどちらでもあまり心配ないですよ。

一度フィッティングアドバイスを受けてみると安心できると思います!

(ゴルフショップイシイ 石井社長より)

〈いこいこゴルフ2020・3・4月号〉